Stereo spectrum analyzer

秋月300円液晶とLatticeXP2 FPGA(LFXP2-8E)を使ったステレオスペクトラムアナライザ。描画速度は約64FPSで4096点FFTを毎秒128回行なっている。OSD表示やモジュール制御には8bit ソフトコアCPUのLatticeMico8を使用。入力は同軸デジタルとLINE入力の二系統で電源は5Vで動作。

こだわりとしては、こうしたスペクトラムアナライザの横軸のスケールには普通、対数が使われるが本スペクトルアナライザはラウドネスを考慮したスケールを使い人間の聴覚が過敏な周波数のスペクトラムを多めに(鈍感な周波数を少なめに)表示するようにしている。これにより対数スケールのみを使った場合より実際に音楽を聞いた際感じる聴域の占有率と表示されるスペクトラムとの差を小さくなりより自然に感じる。

主要コンポーネント

秋月300円液晶LFXP2-8E-5TN-144C: Lattice Semiconductor社製 FPGA Lattice XP2の8K LUTモデル。ブロックRAM221KbitCY7C1041DV33: CYPRESS社製 非同期SRAM。16bit,256K WORD=512KBCS8416: Cirrus Logic社製 デジタルオーディオレシーバ。SPDI/Fの復調に使用。192KHz 24bitまで対応PCM1802: Texas Instruments社製 オーディオ用ADC。24bit SNR105dB

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